24.指揮者紹介・楽曲紹介

2024年02月29日

こんばんは!最近推しのモチベがえぐくて推しが紹介するグミを買うのが日課になってます!副代表の羽田です(^▽^)/

今回は指揮者紹介第2弾!+楽曲紹介も第2弾です!!是非ご覧ください!!!!

はじめまして!たかしまと申します。上越教育大学の3年生です!ウインドへの参加は今年で3回目、指揮は初挑戦です。音楽への熱い思いを胸に頑張ります!

さて、指揮者紹介ということで、私の好きなものを2つ紹介します。

まず1つ目は音楽です!私は大学で音楽を専攻しています。吹奏楽やオーケストラを聴くことはもちろん、楽器を演奏したり曲を分析したりすることも好きです。音楽のことを考えている時が1番自分らしくいられます。最近はプラハ交響楽団の演奏を聴きました!迫力も繊細さも兼ね備えている演奏を生で聴くことができて嬉しかったです。機会があれば、他にもいろんな演奏会に行きたいです。

そして2つ目はゲームです!今ハマっているゲームは「あんスタ」と「原神」です。あんスタはアイドル育成ゲームで、音ゲーにもなっています。3年ほど前に始め、今ではイベントを走り回る敏腕プロデューサーになりました。歌もダンスも顔もかっこいいアイドルたちに、今日も私の心は癒されております。一方で原神は、オープンワールドRPGで、様々な国を旅しながら世界の謎に迫っていくストーリーになっています。このゲームのすごい所は、なんといってもこの世界の美しさです!

みなさん見えますでしょうか。輝く景色がどこまでも続いています。この世界を、素敵な仲間たちと一緒に旅ができるなんて、なんて素晴らしいんでしょうか。ぜひみなさんもこの素敵な景色を体感してほしいと思います。

今回のウインドでは、「汐風のマーチ」と「ナイトフライト」の指揮を振らせていただきます。一生懸命頑張ります!

曲紹介 ナイトフライト

 今回紹介するのは「ナイトフライト」です。アメリカの作曲家、ジェームズ・スウェアリンジェンにより作曲されました。彼の有名な作品としてシーゲート序曲もあり、吹奏楽経験者にとってなじみのある作曲家とも言えます。

 「ナイトフライト」の原題は「Nightflight : Scenes of a City from Above」です。直訳すると「夜間飛行:上空からの風景」となります。舞台は、アメリカ・フロリダ州マイアミの上空。夜、飛行機から見える眺めを音楽に表しています。1楽章「ストリート・カーニバル」、2楽章「天界の光景」、3楽章「花火の饗宴」の、全3楽章構成の複合三部形式(A-B-A形式)になっています。

【1楽章「ストリート・カーニバル」】

 冒頭は木管高音部と鍵盤楽器が8分音符のキラキラした旋律を演奏します。そこに低音、トランペットや金管楽器の主旋律が加わり、夜空に向かって飛び立とうとする高揚感を表します。華やかなファンファーレの後、中盤からラテンのリズムに変わります。上空から見える景色も中南米の方へ移ろいました。ここからシェイカー・ギロ・トライアングルが大活躍。そのままラストに向けてクレッシェンド、華やかに盛り上がり曲が終わります。

【2楽章「天界の光景」】

 雰囲気が大きく変わり、フルートがゆったりとした旋律を奏でます。ここでは、穏やかな気持ちで夜間飛行を楽しんでいるのでしょう。高音部の主旋律、中低音の対旋律が美しく混ざり合い、自然と心も落ち着いていきます。変ホ長調の旋律が、きれいな夜空を表現しています。

【3楽章「花火の饗宴」】

 ここからガラリと景色が変わり、再びテンポの速い旋律が始まります。ティンパニのソロを皮切りに、ここから場面が一気に明るくなります。そのまま曲は進み、金管楽器が作り出す変ロ長調のハーモニーに向かってクレッシェンドがかかります。歌うような旋律の上で、木管高音部がキラキラした細かい旋律を演奏します。きらびやかな盛り上がりのまま、1楽章イントロの再現部が演奏されると、曲はクライマックスへ。全員のユニゾンで曲はフィナーレを迎えます。

 今回の演奏会では、1楽章と3楽章を演奏します。劇を交えて完成する音楽になります。果たしてどんな世界がみなさんを待っているのでしょうか。ぜひお楽しみに!

曲紹介 汐風のマーチ

 今回紹介する曲は「汐風のマーチ」です。この曲は、田嶋勉さんにより作曲され、2010年の全日本吹奏楽コンクールの課題曲として多くの方に演奏されました。

 私はこの曲を夕方から夜、そして朝にかけての海の景色の変化と解釈しました。この曲のタイトルは「汐風のマーチ」です。「潮風」ではなく、「汐風」です。前者は、さんずいへんに「朝」と書き、後者は、さんずいへんに「夕」と書きます。このことから、夕方の海の情景をスタートに曲がイメージされていると考えました。

 では、この曲を私なりの考えで解説していこうと思います。イントロは、高音部と中低音部が交互に同じ旋律を演奏します。すぐ後の木管の連符がクレッシェンドをかけながらテンションを高めていき、変イ長調の美しい第1主題に繋がります。その後の第2主題は低音楽器による重厚感あるアルペジオと、木管高音部による流れるようなスラーの旋律が、曲に新しい景色を演出します。その後、再び第1主題が演奏され、Trioの変ホ長調へ転調します。Trioでは、アルトサックスが静まり返った夜の海を表現します。上行形と下降形のフレーズがなめらかに演奏されますが、ここは波が穏やかに満ち引きをしています。その旋律をベースに、グロッケン、ピッコロ、ユーフォニアムが彩りを加えます。ニ長調の優雅なフレーズで終わった後、多くの楽器がファンファーレを演奏し、海の力強さや雄大さを表現します。華やかなファンファーレが鳴った後、一瞬曲想が変化し、歌うようなフレーズが演奏されます。その後はクライマックスに向けて盛り上がっていきます。再び変イ長調に転調し、最後のフレーズが演奏されます。ここからのフレーズは夜から朝にかけての情景を表現していると考えました。4分音符を中心に構成されている主旋律が印象的です。1音1音はっきりと演奏され、朝を迎えた海の明るさを表します。そのままラストに向かってクレッシェンドがかかり、華やかなサウンドで曲は終わりを迎えます。

 この曲は、様々な楽器が奏でる海の景色の移り変わりを表現しているのが聴き所です。みなさんにも、その魅力をお届けできるように演奏いたします。

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