曲紹介 知恵を持つ海

2023年03月03日

どうも!酒井です!
今日は知恵を持つ海の曲紹介です!


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「シー・オブ・ウィズダム 〜知恵を持つ海〜」

この曲は、2007年に和歌山県岩出第二中学校の委嘱を受け、
作曲家の清水大輔氏によって作曲されました。

「海」を題材にしてほしいとの要望から、作曲者自ら和歌山の海に赴き、
特に印象に残った《白浜海岸》と《三段壁》のイメージと、
作曲者自身の思い描く「海」を織り交ぜて書かれました。

作曲者本人による楽曲解説にて、作曲者はこのように述べています。

ー私が見た海は、今まで見てきた海の中でも1番の美しさでした。
そしてその美しさと壮大さは、まるで私達人間に大きな力(知恵)を
与えてくれているような気がしてなりませんでした。ー (清水 大輔)

「朝の海」をイメージした静かな情景から始まり、
カモメの鳴き声(クラリネットのマウスピースを使い表現している)が響くなか、
中低音から次第に壮大かつ力強いメインテーマが現れます。
優しい母なる海のようなアルトサックスのソロを経て、
《三段壁》を描いた荒々しい早部では、海の力強さと美しさの2面性を交互に表しています。その2つは混ざり合う事なく、8分音符の一打で遮断されたのち、メインテーマが再現され、スネアの厳格なリズムに導かれて「海の持つ力(知恵)」を表現し、
曲は最高潮に盛り上がり幕を閉じます。

作曲者が目にし描いた壮大で美しい「海」の様子を感じ取って頂ければ幸いです。


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曲紹介を書いてくださった方、ありがとうございました!
次回の更新もお楽しみに!

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